トレハロースの株式会社林原

株式会社 林原 食品素材事業部 A Nagase Group Company
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製品紹介 プルラン

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プルラン

接着力・付着力・皮膜性・潤滑性に優れた天然の多糖類、プルランのご紹介。

プルランはデンプンを原料とし、黒酵母の一種であるAureobasidium pullulansを培養して得られた、マルトトリオースが規則正しくα-1,6結合した天然多糖類です。

急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、変異原性の各試験において安全性が確認されており、わが国では澱粉同様、使用制限の無い添加物として扱われている。
食  品 既存添加物名簿、第8版食品添加物公定書に収載
医薬品 第15改正日本薬局方に収載。
化粧品 医薬部外品原料規格2006に収載。
国  外 アメリカGRAS(NO.GRN000099)韓国.台湾/食品添加物

プルラン食品用途 - 溶解性・安定性

特性1 溶解性・安定性

冷水、温水いずれにも溶解。
ジメチルホルムアミドやジメチルスルホキシドにも可溶だが、その他の有機溶媒には不溶。
エーテル化物あるいはエステル化物はその置換度に応じて、水不溶性となり、有機溶媒に可溶となる。

特性2 水溶液での安定性

特性 ゲル化・老化する事がない。
pH安定性 pH3〜12で粘度は安定だが、pH3以下で長時間の加熱を行うと、部分分解を受け粘度は低下する。
塩類の影響 塩類の影響を受けにくい。特に食塩に対して安定した粘度を維持します。(硼素、チタン存在下で増粘するが、ゲル化はしない)

プルラン食品用途 - 潤滑性

特性3 水溶液での潤滑性

ニュートン流体であり、低粘度にも関わらず潤滑性に優れている。
食品に用いた場合は、トロ味の付与、食感の改良に役立つ。

●ドレッシングのトロミ付け
●シャンプー、トリートメントなど
●水羊羹の喉越し改善に

水ようかんへの利用効果

区分 試験区 対照区 プルラン添加物
材料・測定項目など 0.5%区 1%区
配合 赤生あん(g) 300 配合 配合
上白糖(g) 300 配合 配合
食塩(g) 1.2 配合 配合
粉末寒天(g) 3.6 配合 配合
プルラン(g) 0 6 12
水(g) 600 600 600
合計(g) 1,204 1,210.8 1,216.8
貯蔵性 煮詰め上げ重量(g) 各区とも1,000
水分(%) 56 55.5 55.1
硬度(g) 34 40 48
付着性(g) 15 13 16
嗜好性  m=8 α=0.05 0.5%添加区は対照区より舌ざわりが滑らかであるが1%添加区ではやや粘りを感じる。
注)赤生あんは市販特赤あんを使用、水分はフィルム法により、予備乾燥後100℃、20mmHg減圧3時間乾燥法による減量から算出。硬度及び付着性はレオメーターを使用し5mmの進入弾性用ヨウプランジャーを装着、進入後を試料高さの50%として測定した。嗜好性採点法によって測定した。mはパネル数、α=0.05とは危険率5%の意味。
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潤滑性の利用(1)

使用例 効果
・マヨネーズ
・ドレッシング
・水羊羹
製品に対し、0.5〜2%添加、溶解し使用する
・滑らかなテクスチャーを製品に与えます
・製品の流動性を増し使い易い状態にします
・喉越しを良くします
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潤滑性の利用(2)

使用例 効果
・化粧水
・パック剤
・クリーム剤
・製品の伸びを改善
・保湿性を向上
・皮膚に対する刺激がない
・触感の向上
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プルラン食品用途 - 接着・固結性

特性4 接着性・固結性

特に乾燥食品を安定に接着するので、錠剤(菓)や顆粒のバインダーとしても最適である。

●とろろ昆布の作業性向上
●珍味の成型剤
●米菓へのごま、粉末調味料の付着に
●糖衣、掛け物工程での作業性向上

木材の接着試験

被試験品 接着強度(kg/cm2)
プルラン 40
酸化でんぷん 19
コーンスターチ 20
セルロース系接着剤 11
フェノール樹脂接着剤 29
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接着性の利用(1)

使用例 効果
・珍味類
・菓子類
3〜10%プルラン水 溶液を材料表面に塗布又は、スプレーにより散布し希望の材料を付着させ乾燥します
・付着させた素材の落下を防止します
・無味、無臭のため素材の風味を損ないません
・皮膜形成により、光沢のある艶をだします
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接着性の利用(2)

使用例 効果
・錠剤
・糖衣錠
砂糖水溶液に5〜6%使用
・顆粒品
2〜5%水溶液をバインダー液とし噴霧
・表面より徐々に一定速度で溶解
・耐衝撃性の向上
・経時変化がない
・不溶物が残らない
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プルラン食品用途 - 付着・粘着性

特性5 付着性・粘着性

付着力、粘着性が強いので、タレ、調味液等に利用するとテリや艶が向上する。(単独、又は他の増粘剤やゲル化剤と併用が好ましい)

●佃煮の艶の保持、液だれ防止に
●クリームの保形成、組織安定性に
●漬け物の変色防止、産膜酵母発生防止に

たれへの利用効果

区分 試験区 対照区 プルラン添加区
測定項目 1%区 2%区 4%区
物性 粘度(cp) 12 25 50 150
流下時間(秒) 15 19 28 74
付着率(%) - 3.1 4.6 6.9
粘度:B型粘度計を使用し、No.1プランジャーを装着、液温25℃で測定。
流下時間:25mlのモール式ビュレットを使用、25mlのたれが流下する時間で示した。
付着率:東洋ろ紙No.2、φ15cm1枚(2g)を4等分して重ね、たれの中に20秒浸漬したのち、20秒たれを切り、付着量(g)を測定、対照区に対する増加率で示した。
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付着性の利用

使用例 効果
・タレ類
・佃煮
調味料に対し0.5〜5%添加
プルランを砂糖や粉末調味料と粉体混合し添加、溶解します
・食品表面に均一に付着し、垂れを防止します
・タレの絡みを向上します
・歩留まりが向上します
・乾燥による艶、テリの低下を防止します
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